陶芸家河村蜻山(かわむらせいざん)(1890-1967)は、1938(昭和13)年から1954(昭和29)年に鎌倉に窯を移すまでの16年間を、三樹荘(旧柳宗悦邸)にて作陶した我孫子ゆかりの人物です。
蜻山は、小学校での陶芸指導などの地域との交流や、ジャーナリスト杉村楚人冠との交流から陶器製の句碑を制作するなど、我孫子ゆかりの人物としてのエピソードも残っています。
また三樹荘は、大正時代、柳宗悦との交流を通して陶芸家バーナード・リーチが窯を築いた場所でもあります。前年度のバーナード・リーチ展に続く、三樹荘に集う人々の魅力に迫る展覧会です。
後期も各種イベントを開催します。以下ご参照の上、奮ってお申込みください。
〇 市内散策ツアー「蜻山の足跡を訪ねて」
市内の史跡を白樺文学館館長によるガイド付きで散策します。
行程
(バーナード・リーチ碑→天神坂→三樹荘→嘉納治五郎別荘跡地→志賀直哉書斎→白樺文学館)
日時 11月25日(日曜日)午前10時~12時
集合場所・時間
アビスタAエントランス(手賀沼公園側) 9時45分集合
定員 先着20名
申込み 文化・スポーツ課(04-7185-1583)
〇 DVD上映会「リーチ・ポタリー 1952 陶芸家バーナード・リーチの工房」
日時:11月4日(日)、1月18日(金) 10時半~
会場:白樺文学館地下音楽室
定員:30名
申込:我孫子市民図書館(04-7184-1110)
参加費:無料(但し白樺文学館入館料がかかります)
また和室の展示も白樺派についての展示を強化しました。是非ご覧ください。