2015年4月23日木曜日

4月30日ピアノとクラリネットの共演があります

 みなさまいかがお過ごしでしょうか。最近天候不順が続いておりますが、体調管理には十分お気を付け下さい。

 さて4月30日(木)に、ご好評いただいております柳兼子のピアノに、クラリネットを加えてより豪華な演奏の中で展示をご鑑賞いただけるようになりました!
1回限りのスペシャルな時間となっています。



4月30日(木)は午前11時~演奏開始予定です。







みなさまのご来館をお待ちしております。


2015年4月9日木曜日

4月のピアノBGM演奏日程

 お待たせいたしました。4月の柳兼子愛用ピアノ演奏日程のお知らせです。
ピアノBGM演奏の時間に合わせて館内の展示をご覧いただくと一層穏やかな時間をお過ごしいただけます。

みなさまのご来館をお待ちしております。


2015年4月4日土曜日

史跡ガイド団体内覧会&杉村楚人冠記念館茶会イベント

 桜を愛でる季節がやってきました。今年は、天気の悪い日が続いており、桜も残りわずかと思いますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。さて本日は、3月13日に開催された史跡ガイド団体内覧会の様子と、3月22日に杉村楚人冠記念館にて開催された茶会についてご紹介したいと思います。

 恒例となりました史跡ガイド団体内覧会。 旧村川別荘市民ガイド、我孫子ガイドクラブ、ふるさとガイド我孫子の会、我孫子の文化を守る会など市内史跡見学ガイドのエキスパートの方々ばかりの参加に、説明にも熱が入りました。
 現在白樺文学館では、「我孫子・白樺派を継ぐ者―原田京平の生涯―」、杉村楚人冠記念館では、「楚人冠がみたオペラ歌手~三浦環・原信子」を開催中です。くわしくは、次のリンクをご参照ください。
企画展「楚人冠が見たオペラ歌手~三浦環・原信子」
特別企画展「我孫子・白樺派を継ぐ者―原田京平の生涯―」






 続いて3月22日に杉村楚人冠記念館にて開催された茶会イベントについてご紹介します。当日は、晴天にも恵まれ、約130名の方々が参加され、星野市長も出席いたしました。







ここ数日は、寒い日が続きますが、春の散策に是非我孫子へお越しくださいませ。
(T.I)

2015年3月5日木曜日

ひなのまつり in 旧村川別荘

 続けて旧村川別荘で現在開催中のひなのまつりについてご紹介します。

 白樺文学館から徒歩で10分ほどの旧村川別荘。村川別荘については、以前ご紹介した文学館だよりの記事をご参照ください。

訪問日は、2月28日、桜餅の実演販売もあり、またお天気にも恵まれ大変な賑わいでした。







 母屋の方に向かうと、かわいらしいおひなさまがたくさんかざってありました。
注目したいのは、つるし雛です。江戸時代のころは、ひな壇飾りの買えない家では、着物の端切れで愛するわが子や孫の成長を願い、手作りの雛をつるして飾ったものです。現在は、伊豆の稲取の「つるし雛祭り」、福岡柳川の「さげもん」、山形酒田の「傘福」というものがあるそうです。









 旧村川別荘でのひなのまつりは、3月8日(日)午前9時から午後4時まで開催しています。
また白樺文学館でも3月8日までお雛様をプチ展示しています。杉村楚人冠記念館にも3月8日までお雛様が飾ってあります。今週末は、我孫子散策をしてみませんか?
皆さまのご来館をお待ちしております。
杉村楚人冠記念館で展示中のお雛様
白樺文学館のプチ展示


 以上ひなのまつり in 旧村川別荘でした。

 (T.I)




我孫子中職場体験

 日差しも日に日に春らしさを感じるようになりました。特別企画展「我孫子・白樺派を継ぐ者―原田京平の生涯―」好評をいただいております。現代では初となる本格的な原田京平展。文学館だよりでも少しずつご紹介していければと思います。
さて今回は、1月末に行われた我孫子中の職場体験の模様をご紹介します。

 まずは外の清掃や館内の点検です。寒い中、丁寧に落ち葉を掃いたり、職員の話をよく聞きながら、真剣に取り組んでいました。



 午後は恒例のフィールドワーク。昔の面影を残す杉村楚人冠記念館、柳宗悦の住んだ三樹荘のあたりや、旧村川別荘にもいきました。

村川別荘では、市民ガイドの方に御説明いただきながら、見学しました。



1日だけの職場体験でしたが、白樺派と民藝運動、そして我孫子の歴史、白樺文学館について理解を深めていただきました。

以上我孫子中職場体験についてでした。
(T.I)

2015年2月25日水曜日

特別企画展「我孫子・白樺派を継ぐ者―原田京平の生涯―」

 少しずつ春の訪れを感じるようになりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて久々の更新となります。
今回は、3月1日から開催します特別企画展「我孫子・白樺派を継ぐ者―原田京平の生涯―」についてのお知らせです。

 「君は原田京平を知っているか」




 白樺派の志賀直哉、柳宗悦、武者小路実篤はそれぞれの人生のステップとしてこの我孫子で若き時代を過ごします。


 志賀にとっては、止まっていた筆が再び動き出した「創作」の地。

 柳にとっては、民藝運動という生涯をかけた運動のきっかけをつかむための「出会いと絆」の地。
 
 武者小路にとっては、新しき村という新たな活動の構想を練った「思索」の地。

彼らが作り出した「我孫子・白樺派」ともいうべき文化空間は、志賀が1923(大正12)年京都へと旅立ち、その文化空間は消え去ってしまったかのように語られてきました。
 しかし、実はその文化空間を引き継いだ一人の芸術家がいたのです。
その人物こそ我孫子・白樺派を継ぐ者
原田京平です。



 原田京平は、画家として、歌人として、我孫子を描き、我孫子を詠んだ芸術家です。
1895(明治28)年に静岡県で生まれ、1913(大正2)年18歳で上京し画家の道を歩み始めます。
 我孫子に来たのは、1921(大正10)年10月。我孫子別荘地の先駆けである島田久兵衛が築いた島久別荘に移住しました。志賀が我孫子を去った1923(大正12)年3月以降は、志賀邸の留守居役として1928(昭和3)年3月まで志賀邸で暮らします。
 約7年に及ぶ我孫子での生活、我孫子時代は、1936(昭和11)年に40歳の若さで亡くなるまでの芸術家人生を振り返ってみても特筆すべき時代であったといえるでしょう。
 また我孫子は、妻で画家の睦との新婚時代を過ごした地であり、2人の娘を授かった地でもあります。
 我孫子生まれの娘たちはそれぞれ染織家原田麻那、洋画家原田南として後々活躍していきます。
 我孫子ゆかりの芸術家原田京平。本企画展では、歴史の中に埋もれてしまった芸術家にスポットをあて、その生涯に迫ります。






 関連イベントとして、原田京平企画展に至るまでにご尽力いただいた方々をお招きしての公開座談会も予定しております。詳細は次の通りです。



座談会 我孫子・白樺派を継ぐ者―原田京平を語る―
日時 5月9日(土)13時~14時30分
場所 生涯学習センターアビスタ 2階ミニホール
定員 60名(要予約)
参加希望の方は、白樺文学館までお電話(04-7169-8468)にてお申し込みください。

 また現在柳兼子愛用ピアノの演奏はメンテナンスのためお休みさせていただいております。
演奏再開は4月中旬頃を予定しております。


以上企画展のお知らせでした。


皆さまのお越しをお待ちしております。
(T.I)

2015年1月4日日曜日

1月のピアノBGM演奏日程

 新年あけましておめでとうございます。2015(平成27)年最初の更新は、1月の兼子愛用ピアノBGM演奏の日程のお知らせです。
 今月は、午前、午後と続けてBGM演奏を行う日が3日もあります
 どうぞこの機会に白樺文学館へお越しください。
今年も白樺文学館をよろしくお願いいたします。