日本民藝館より柳兼子が晩年愛用したピアノが寄贈されました。その記念式典が、2月27日(木曜日)開催されました。日本民藝館からは、柳兼子の甥にあたる石丸重尚常務理事、杉山亨司学芸部長、我孫子市からは倉部俊治教育長、湯下廣一教育委員会総務部長、高橋操生涯学習部長、西沢隆治文化・スポーツ課長(白樺文学館館長)が出席されました。

式典の中で石丸常務理事から「里帰り」というお言葉を頂きました。


石丸常務理事
柳宗悦、兼子夫妻にとって我孫子は新婚時代を過ごした土地であり、また雑誌『白樺』での宗悦の活動を献身的にサポートした時代です。兼子は宗悦とともに白樺美術館設立のために各地でコンサートを行っていたのが我孫子時代だったのです。





                                                  


 式典の最後には3月1日(土曜日)に開催予定の柳兼子愛用ピアノ寄贈イベントにご出演頂く、井上さん、加藤さんに一曲ご披露頂きました。3月1日に多くの皆様にご鑑賞いただくのが楽しみになりました。





 
 今年は柳夫妻が我孫子に来てちょうど100年、柳宗悦生誕125年の年です。夏には特別企画展を計画しております。是非ご来館ください。


 
この貴重な財産を有効かつ長く市民の皆様にご鑑賞いただくよう、努めてまいります。また日本民藝館様との連携を深め、白樺文学館をより良いものにしていけるように努めてまいります。