陶芸家河村蜻山(かわむらせいざん)(1890-1967)は、1938(昭和13)年から1954(昭和29)年に鎌倉に窯を移すまでの16年間を、三樹荘(旧柳宗悦邸)にて作陶した我孫子ゆかりの人物です。
蜻山は、小学校での陶芸指導などの地域との交流や、ジャーナリスト杉村楚人冠との交流から陶器製の句碑を制作するなど、我孫子ゆかりの人物としてのエピソードも残っています。
また三樹荘は、大正時代、柳宗悦との交流を通して陶芸家バーナード・リーチが窯を築いた場所でもあります。前年度のバーナード・リーチ展に続く、三樹荘に集う人々の魅力に迫る展覧会です。
各種イベントも開催します。以下ご参照の上、奮ってお申込みください。
○ 講演会「河村蜻山の生涯―陶芸という言葉を作った男―」
蜻山は我孫子生活を終えると鎌倉へ窯を移築します(鎌倉明月窯)。蜻山の人生を振り返り
その作品の魅力をお話しいただきます。
講師:木村謙一(明月窯 陶芸家)
日時:7月29日(日)13時30分~14時30分 アビスタホール
定員:先着130名(事前申込制、先着順)
受付:電話または直接白樺文学館に申し込み(7185-2192)
○学芸員ギャラリートーク「稲村雑談―蜻山と我孫子、三樹荘に集う人々―」
志賀直哉「稲村雑談」にあやかり、同名の学芸員による展示解説です。笑いあり涙あり、感動の一
時間をお届けします。
各回14時~15時 定員なし(予約不要)
日時:7月7日(土)、7月16日(祝月)、7月25日(水)、8月12日(日)、8月19日(日)、8月25日(土)、9月8日(土)、9月15日(土)、9月30日(日)、10月13日(土)、10月17日(水)
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