2014年12月26日金曜日

湖北台中職場体験

 今年も残すところあとわずか。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 さて今回は、12月4日、5日に実施しました市立湖北台中の職場体験の模様についてご紹介させていただきます。

 初日、まずは開館業務、文学館前の清掃からレジ確認など、職員の説明を聞きながら真剣に取り組んでいました。

 

 そのあとは白樺文学館や白樺派、民藝の人々などについての講義を聞きつつ、来館者対応など、雨の日ではありましたが、多くの仕事を体験していただきました。臨機応変に取り組んでいる姿が印象的でした。


 
2日目、午前は開館業務と団体対応、午後は白樺文学館周辺の文化スポット、施設見学を行いました。
 まずは文学館を出て志賀直哉邸、そして前回ご紹介した旧村川別荘へ。市民ガイドの方に村川別荘、村川堅固のことなどわかりやすく教えていただきました。
 地域で活躍する市民とのふれあいは、生徒にとっても市民ガイドの方にとっても、良い刺激になったと思います。
 また紅葉が大変美しく、思わずシャッターを切りました。





 村川別荘を後にして向かったのは、杉村楚人冠記念館です。
玄関横の掲示を見るとなんと映画の宣伝が!

 実は杉村楚人冠記念館は現在公開中『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』のロケ地だったのです。斯く言う筆者は、撮影現場に少しだけお邪魔させていただき、主演の相葉雅紀さんにお会いすることができました。映画の詳細は次のリンクをご参照ください。http://miracle-movie.com/

 なお現在は、企画展「楚人冠が書いた我孫子のくらし」が来年1月12日(月曜祝日)まで開催されています。
 楚人冠が暮らした当時の我孫子はどのような風景、風土だったのか、楚人冠の目にはどのように映ったのか、大変興味深い展示となっております。ロケ地めぐりとともに是非ご鑑賞ください。詳細は、杉村楚人冠記念館HPをご参照ください。http://www.city.abiko.chiba.jp/index.cfm/21,84624,41,1012,html

 杉村楚人冠記念館を出たあとは、柳宗悦が暮らした三樹荘、嘉納治五郎別荘跡、そして天神坂を下り、ハケの道へと戻り、文学館へ戻りました。


 さて最後にご紹介するのは、業務と業務のちょっとした時間に生徒たちにやってもらった折り紙です。


 

 当然遊びで折ってもらったわけではありません。生徒たちの努力の結晶は、何に使われたのかというと小中学生向けの説明のキャラクターだったのです!



 12月は、サンタクロースたちに頑張ってもらいます。また1月からは新たなキャラクターに活躍してもらう予定です!

 2日間という短い時間ではありましたが、文学館の業務はじめ、我孫子の歴史や、風土、そしてそこで働く人々、働くということについて少しでも生徒たちが感じることがあればと思います。

以上職場体験レポートでした。

 これで年内最後の文学館だより更新となります。いつもご覧いただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

 年内は12月28日(日)まで開館しております。
 また来年の柳兼子愛用ピアノBGM演奏は1月10日(土)から開始予定です。
1月の演奏日程は、年明けにお知らせいたします。



どうぞまた来年も白樺文学館をよろしくお願いいたします。
それではみなさまよいお年をお迎えください。
(T.I)

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