さて今回は白樺文学館から歩いて15分ほどのところにある、旧村川別荘をご紹介させていただきます。
旧村川別荘は、手賀沼を愛し、この水辺の環境を気に入った東京帝大教授村川堅固(むらかわけんご)によって1917(大正6)年沼を一望できる丘の中腹に設けられました。その後、昭和になり息子の堅太郎に引き継がれ、今日もなお貴重な史跡、文化遺産として、市民をはじめ多くの方々が訪れるスポットとなっています。詳しくは村川別荘のページをご覧ください。
http://www.city.abiko.chiba.jp/index.cfm/21,36134,214,748,html
白樺文学館から徒歩でハケの道を市役所方面へ歩いて約10分程度。途中には湧水が見られハケの道の紹介もされています。志賀直哉たち白樺派が暮らした時代、このハケの道が手賀沼の沿道でした。ハケの道周辺には散策スポットが点在しています。文学館ではわかりやすい地図もご用意しておりますので、どうぞお立ち寄りください。
きれいな紅葉が見えてきたらもうすぐ村川別荘です。
この日はSPレコード鑑賞会が開催されており、来館者の靴の多さにびっくり。外で漏れきこえる懐かしいレコードの音をおとなしく楽しみました。
竹林に囲まれた古きよき我孫子を思わせる空間、旧村川別荘。夏には竹灯篭の夕べ、春にはひなのまつりと季節ごとに定期的にイベントを行っています。
現在は 旧村川別荘新館文化財展「速報 根戸船戸遺跡1号墳の発掘調査」を開催しています。
期間は来年2015(平成27)年3月22日(日)まで。根戸船戸遺跡1号墳の発掘調査の成果をパネル、写真で速報展示しています。
開館時間は午前9時~午後4時まで、毎週月曜日(月曜日が休日の場合は直後の平日)が休館日となります。
以上「村川別荘SPレコード鑑賞会を訪ねて」のレポートでした。
白樺文学館でも毎日開館日はピアノBGM演奏しております。
なお年内の演奏は12月21日までです。
どうぞ我孫子散策にお出かけの際は、白樺文学館、村川別荘へお越しください。
(T.I)
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